PR

車椅子の母と子供と3人でお出かけ:人の温かさに心がほっこり…のんびり時間を満喫

コラム:介護における小さな発見
この記事は約3分で読めます。
アフィリエイト広告を利用しています

秋も深まり、本格的に寒くなる前に母と子供と3人で紅葉を見にお出かけしてきました。人の温かさに触れて、心がほっこりとしました。

施設から車で30分のショッピングモールへ

母

施設のベッドから紅葉が見えるんだけど綺麗だねぇ。

いとり
いとり

そうだねぇ。天気が良くて暖かい日にちょっと外出しようか。

というわけで、本格的に寒さが厳しくなる前に、母と子供と3人で紅葉を見にお出かけしてきました。行き先は施設から車で30分ほどの場所にあるショッピングモール。

紅葉が綺麗な公園なども考えたのですが、車椅子でも入りやすい清潔なトイレがあることと、急な悪天候や寒くなったときにすぐに屋内に入れることから、ショッピングモールにしました。

今は世間ではインフルエンザやコロナが大流行中なので、もしかすると外出は制限されるかな?と思ったのですが、施設の職員さん曰く「混雑する曜日や時間帯をなるべく避けてもらえるなら大丈夫ですよ」と言ってくださいました。

土日祝日は混むので平日にお出かけすることに。少しでもお手伝いがあると助かるので、子供の学校がお昼までの日を選んでお出かけしてきました。

子供は車椅子の扱いにも慣れていて、私が母を車から移動させるときも、ベストな角度と位置で車椅子をスタンバイしてくれたり、母の体を支えてくれたり、本当に助かっています(笑)

向かったショッピングモールは小川が流れていて、紅葉がたくさんあって、今がまさに見頃。

穏やかな陽気で風もなく、人も少ないので混雑することもなく、ゆっくりお喋りしてのんびり。

せっかくなのでご飯でも食べに行こうと言ったのですが、母は外にいる方が楽しいようで、パンとコーヒーを買って紅葉を見ながら食べたいのだとか。

美味しいと評判のパン屋さんに入って、母は楽しそうに食べたいパンを選んで、「あれも食べたい」「これも食べたい」と子供のようにはしゃいでいました。

お会計を済ませて店の外に出た後も、「あのラスク買えば良かったかなぁ」「クッキーも美味しそうだったなぁ」と言っていて、「どれだけ食べるの」と思わず笑ってしまいました。

そんな母を見た子供が「お母さん、帰ったら返すから1000円貸して」と言ってきて、お金を渡すとパン屋さんに戻っていき、母が欲しがっていたラスクとクッキーを買ってきてくれました。

母は大喜びで「もったいないから食べない」と言い、子供は「いやいや、食べてよ(笑)」と笑い、なんだかとても嬉しくて、私も笑顔になっていました。

その日は周りの人もすごく温かくて優しくて、エレベーターではドアを開けて待っていてくれる方がいたり、スロープの坂道で車椅子を押していると「大丈夫ですか」と声をかけて下さる方がいたり。

紅葉を見ている母に、近くのお店から出てきた店員さんが「綺麗ですね」「寒くないですか」と声をかけてくださったり。

たくさんの優しさに触れて、日頃のストレスや疲れがスーッと消えて無くなったような、そんな幸せな時間を満喫できました。

お散歩と紅葉とオヤツを楽しんで、4時間ほどの外出で施設に戻ると、母は「今日はぐっすり眠れそう」と満足気な顔をで笑ってくれました。

でも楽しかったことも、2日ほど経つと忘れてしまいます。少し寂しくもありますが、母が元気なうちに、なるべくたくさんの時間を一緒に過ごしたいなと改めて感じた1日になりました。