入院中に要介護5と認定された母は、ケアマネさんや病院の退院サポートの担当者さん達のおかげで、一時施設に入所できることになりました。
一時施設に入所できたのは幸運だった!
私が住む市内の1つの施設に空きがあることをケアマネジャーさんから教えていただき、私はさっそく見学に行くことにしました。
弟にもたくさん負担をかけてしまっていたので、できれば私が住んでいる市でどこか施設に入れたら嬉しいと伝えていました。
入れてもらえるだけでありがたい状況だったのですが、母がお世話になる施設はどんなところなのか、一度見に行ってくださいと言われたのですぐに施設に行ってみました。
そこは母が入院している病院からは2時間ほどかかりますが、私の自宅からは車で1時間ほど。万が一なにかあってもすぐに病院に駆け込める好立地にありました。
建物は市の他の施設も入っている大きなもので、防犯対策もバッチリ。認知症の方もいるということで、施設に入る入口もしっかり施錠されています。

入るときはインターフォンを鳴らし、用件を告げるとカギを開けてくれるシステム。
入ってすぐに事務室があり、入所予定で見学の約束をしていたというと、とても感じよく対応してくれました。
母が入る部屋は4人部屋。食事をするところも綺麗でトイレの清掃もきちんとしていて、部屋も廊下も窓が大きくて明るい雰囲気なのも好印象でした。
リハビリの部屋なども案内してくれて、安心して母をお願いできると思いました。
写真も撮っていいとのことだったので、たくさん写真を撮って入院中の母や弟に見せました。
2人とも「良さそうな所だね」と言い、母は少し不安そうな顔をしていましたが、「行くところができて良かった」と言ってくれました。

その後、施設に正式に入所をお願いし、ようやくひと安心して退院の日を待ちました。
母が入院していたのは数ヶ月間でしたが、自宅から病院まで往復4時間かかる距離だったので、とても大変でした。
息子と週末に遊んであげる時間もほとんどなく、申し訳ない気持ちになりつつも、お見舞いに行かなかった週末は罪悪感もあり、安らぐ日々ではありませんでした。
一時施設は私の家から往復2時間の場所にあったので、少し生活に余裕が出るかなと考えていたのを覚えています。
退院の日は弟も会社を休み、息子が幼稚園に行っている間に母を連れて施設に連れていきました。
長い入院生活はいったん終わりを迎え、また新しい生活がスタートすることになりました。
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