母が乗った車椅子を押していたときのこと。縁石の段差の数センチを乗り越えようとして転倒しそうになり、ヒヤッとした瞬間がありました…。
たった数センチの段差でも車椅子では油断大敵!

車椅子の母
こわかった…。まだまだドキドキしてるよ。

いとり
ほんっとにごめん!油断した!

車椅子の母
転ばなくて良かったよ…。

いとり
今度から気を付けるね。ごめんね!
いったい何があったのかというと、お恥ずかしい話なのですが。
私が母の車椅子を押して歩いているときに、たまたま縁石の段差があり、少し遠回りをすれば良かったのに面倒でそのまま行けるだろうと思って進んでしまい…。
いつも通り車椅子の前輪を少し浮かせて乗り上げて、その後に後輪を浮かせて持ち上げたときに、母が前のめりになって車椅子から落ちそうになってしまったのです。
一瞬で母の肩を掴んで車椅子の角度を戻して、何とか母は落ちずに済んだのですが、もう冷汗が出て心臓はバクバク。
落ちそうになった母はもっと怖い思いをしたと思います。本当に気の毒なことをしてしまいました。
何度か通ってる道だったので、大丈夫だと油断していて起こったミスでした。

今までは、たまたまうまくいっていただけで、段差の危険性をすっかり見落としていました。
縁石は10センチもないほどでしょうか。軽く乗り越えられると思っていたのですが、とても危険な行為でした。
その後は少し遠回りにはなりますが、平らな道まで迂回するようにしています。
どうしても段差を乗り越えないといけないときは、母に前傾姿勢にならないように言って背もたれにしっかりもたれてしまい、慎重に移動するようにしています。
たった10センチ程度の縁石でも、絶対に油断大敵!私は身に沁みて実感しています。
忙しいときは数分でも急いで移動しないといけないこともありますが、みなさんも十分注意してくださいね。



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