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【手が不自由なときに!】自助具を使わず食べやすくするアイデア10選

生活の工夫や知恵
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片麻痺や一時的なケガなど、片手で食事をしなければならない場面は意外と多いですよね。片手でも食事を食べやすくするアイデア&コツを紹介します!

不自由な手で食事をするのは難しい!

片麻痺、一時的なケガ、神経障害、リュウマチ、握力の低下など、不自由な手で食事をするのはとても困難です。

手が不自由になると、食事中に次のような悩みが出てきます。

  • お皿やお椀が持てない
  • お皿やお椀が動いてズレる
  • お箸やスプーンがうまく使えない
  • お箸やスプーンを落としてしまう
  • 料理をこぼしてしまう
  • 長時間の食事で疲れてしまう

本来は「食べること」は生きていく上で大きな楽しみの1つなのに、その楽しさが半減するのは寂しいですよね。

お金をかけず、特別な自助具を使わずに、食事を楽しくするアイデアやコツをご紹介します!

アイデア①食器の滑り止めをする

片手がうまく使えないときは、食器が動くと料理をうまく掴めなかったり、スプーンですくえなかったりしますね。

そんなときは食器の滑り止めをするのがおすすめです。食器の滑り止めは次のようにするのがおすすめです。

  • シリコンマットを下に敷く
  • 濡らして固く絞った布巾を下に敷く
  • ランチョンマットを敷く
  • お盆を使う

アイデア②お箸やスプーンに滑り止め加工をする

お箸やスプーンは手が不自由な方のための自助具として、バネ付きお箸やトング型デザインのお箸、滑り止めがついたユニバーサルデザインの商品も販売されています。

もし自宅にあるお箸やスプーンをそのまま使いたい場合は、持ち手部分に輪ゴムや細いゴム製のチューブなどを巻き付けてみてください。

しっかり指を固定できて滑りにくくなり、ラクに食事ができるようになります。

アイデア③ハンカチなどでお箸やスプーンを手に固定する

握力が弱く、長い時間お箸やスプーンを持っているのがツラいときは、ハンカチなどでお箸やスプーンを持った状態で手に固定するのもおすすめです。

ふっと力が抜けてしまったときもお箸やスプーンを落とすことが無くなり、手指の負担も軽減できます。

アイデア④お箸やスプーンの持ち手部分を太く加工する

お箸やスプーンなどは、持ち手部分が太い方が持ちやすくなります。持ち手が細くて力が入りにくく、滑って落としてしまうというときは、持ち手部分を太く加工するのもおすすめです。

持ち手部分を太く加工するには次のような方法があります。

  • スポンジを適度な大きさにカットしてビニールテープなどで固定する
  • スポンジの代わりに消しゴムなどでもOK
  • 割り箸を適度な長さにカットして使うのもOK

ただしお箸やスプーンは食事で使用するたびに洗いますので、濡れても衛生的に保てるかどうかは非常に重要です。

指に当たって痛くないように、ソフトな手触りのもので厚みを増してみてください。

アイデア⑤スプーンやフォークを食べやすい角度に曲げる

家にあるスプーンやフォークをそのまま使いたいときは、家族などに頼んでスプーンやフォークを食べやすい角度に曲げてもらうのも効果的です。

勢いよく曲げると折れてしまうものもありますが、ステンレス製のものはゆっくり力を入れると少しずつ曲げることができる商品もあります。

安く購入したスプーンやフォークなら、思いきって曲げてしまうのもアリですよね!

力の強い男性が近くにいるならぜひ試してみてはいかがでしょうか。

アイデア⑥椅子やテーブルの高さを調整する

食事をするときに椅子やテーブルの高さを調整することも大切です。

室内でも車椅子を使用している場合は、食卓を車椅子の高さに合わせると食事がしやすくなります。

テーブルは脚の長さを変えられるものもありますが、できない場合は思いきってテーブルの脚を少し切って低めのデザインに変えてしまうのも1つの方法ですね。

切ったテーブルの脚は見栄えが悪くなりますが、100均などで売っている「家具の脚に付ける保護カバー」をすると断面は隠せます。

椅子に座って食事をする場合は、厚みのある座布団やクッションを使うのもおすすめです。

アイデア⑦食器の数をなるべく減らす

手が不自由な人にとって、小さな食器がいくつもあると、持ち替えたり配置を変えたりするだけでも時間がかかってしまいます。

そのため食器の数をなるべく減らすことを心がけて、ワンボウルで食べられる「どんぶり」や、ワンプレートで食べられるように盛り付けを工夫するのも1つのアイデアになります。

アイデア⑧食事をする方の腕の下にタオルなどを敷く

お箸やスプーンを使う方の手は、食事でかなり神経を使うのでとても疲れてしまいますよね。

その腕の下にタオルをクルクルと丸めて腕置きにすると、少し疲れが和らいでゆっくり食事が楽しめるようになります。

腕の可動範囲が狭いときや筋力が落ちているときは、腕を少し浮かせておくだけでも大変なので、腕置きがあるだけでも随分と負担が軽くなります。ぜひ試してみてください。

アイデア⑨防水性のエプロンなどを活用する

手が不自由な人は、料理をこぼしてしまうこともあります。慎重に注意していても、不自由な方の手が当たってしまうこともありますよね。

完全に汚れを防ぐことはできませんが、防水性のあるエプロンなどを活用すれば少し安心して食事が楽しめます。

他にも使い古しのバスタオルで正面から体を包み込むようにして、首の後ろで洗濯ばさみなどで留めると簡易的なエプロンになります。

床には新聞紙やレジャーシートを敷くと大量にこぼしてしまったときの後片付けも楽チンです。

アイデア⑩食器の下に布巾などを敷いて角度をつける

食器の下に水平に布巾を置くと滑り止めになりますが、布巾を何度か折って厚みを出し、食器の下に片側だけに挟むことで、あえて角度をつけるのもおすすめです。

食器に角度をつけるとスプーンやフォークで中の料理を取り出しやすくなり、最後まで綺麗に食べることができます。

角度をつけるときは器がひっくり返らないように、しっかり安定させるのがポイントです。

まとめ:お金をかけずに不便を解消!毎日の食事を快適に♪

片手が不自由になると思い通りにいかないことが増えてストレスが溜まってしまいますが、せめて食事だけでも快適に楽しみたいですよね。

お金をかけずに不便を解消するアイデアをぜひご家庭でも試してみてください♪

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