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「起床時の起き上がり」や「立ち上がりの負担」を軽くするアイデアを紹介

生活の工夫や知恵
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ベッドに寝た状態から起き上がるとき、座った状態から立ち上がるとき、体が不自由だと大変ですよね。今回はそんな負担を少し軽くできるアイデアを紹介します!

起床時の起き上がりの負担を軽くするアイデア5選

身体が不自由な人にとって、ベッドに寝た状態から起き上がるのはとても大変です。

介助が必要な人も多いかと思いますが、その負担を少し軽くするためのアイデアを5つ紹介しますのでご覧ください。

アイデア①ベッドの足元の柵に長い紐を付けておく

両手が使える状態であれば何か引っ張るものがあれば起き上がりやすくなります。例えばベッドの足元の柵に長い紐を付けておくのもいいですね。

この方法は足元にしっかり頑丈な策があることが前提になりますが、タオルを何枚か結んで長くするという方法もあります。

来客などがあって少し見栄えが気になるという方には、こんな商品も販売されています。

起き上がり補助器具

・6本のハンドル付きで角度を調整しやすい
・取り付け簡単
・コンパクトに収納可能
・長さ:約298cm
・幅:約16cm
・ハンドルの間隔は約16cm

握力が十分にある人なら、このような補助器具や自作の紐などを使って1人で起き上がれるようになります。

身体状況によって家族の見守りなどは必要ですが、紐やタオルで試してみて、うまく使えそうなら耐久性のある商品を購入してみるのもおすすめです。

アイデア②柵の掴みやすい部分に滑り止めをする

ベッドの場合は、サイドに転落防止と起き上がりのサポート用に柵を設置している場合が多いですね。

柵の掴みやすい部分に滑り止めをしておくだけでも起き上がりが楽になります。

簡易的な滑り止めをするならシリコンマットなどを巻いて固定するのもOKですが、介護用の滑り止めテープを巻くのもおすすめですよ。

介護用の滑り止めテープ

・サイズ:幅2.5cm×長さ2m
・材質:ポリエステル、アクリル系粘着剤

滑り止めテープなら1000円ほどで買えるので、ちょっと対策したいときには非常に便利です。派手な明るい色なら深夜の薄暗い室内でも目につきやすくなります。

アイデア③体位変換クッションを使う

仰向けに寝た状態から起き上がるのは少し大変ですが、体の向きを変えるとスムーズに起き上がれる場合があります。

自分で体の向きを変えるのが難しいときは、体位変換クッションなどを使うのもいいですね。

少し固くてしっかりした弾力のクッションを体の片側に差し込み、それを支えにすることで体を起こしやすくなります。

クッションも福祉用品としていろんな形や素材のものが販売されていますが、三角系のこのようなクッションが1つあれば寝返りもサポートしてくれます。

介護クッション2個セット

・カラー:2種類(ブルー・ブラウン)
・素材:ポリウレタン
・カバー:取り外して洗える
・サイズ:横幅50cm×奥行25cm×高さ15cm

アイデア④介護補助ベルトをする

補助具などを使っても自力で起き上がるのが難しいときは、介護補助ベルトを使うのもおすすめです。

使い方はとても簡単で、背中からベルトを前に回して持ち上げてもらうという方法です。足が動く場合は少し踏ん張ると、持ち上げる側の負担も少なくなります。

介護補助ベルト

・耐荷重:約150㎏
・素材:オックスフォード布・ポリエステル

アイデア⑤マットレスや寝具を交換する

ベッドのマットレスや寝具の素材が柔らかすぎると、体が沈み込んで起き上がりが難しくなることも。

予算があるならマットレスや寝具を福祉用の低反発のものに変えるのもおすすめです。

今使用しているものを活用したい場合は、マットレスや寝具の下に適度な固さのある弾力素材のものを敷くという方法もあります。

日中もベッドに横になっていることが多い場合は、長期的に考えるとマットレスや寝具を交換して快適な環境を整えておくのもいいかもしれませんね。

座った状態からの立ち上がりの負担を軽くするアイデア5選

座った状態からの立ち上がりも、足腰が弱っている人や麻痺がある人にはとても難しい動作になります。

座った状態から立ち上がる負担を軽くするアイデアもご覧ください。

アイデア①椅子の高さを調整する

立ち上がるのが難しい人は、床に座らず椅子に座ることが多いですね。椅子の高さはわずか数センチ違うだけでも、スムーズに立ち上がりやすくなります。

ポイントは少し前傾になったときに両足がしっかり床に着く高さ。椅子が低すぎるときは低反発のクッションをズレないように置き、座面を高くするのも効果的です。

アイデア②立ちあがり補助手すりを使う

軽くて楽々持ち運びできる立ち上がり補助用の手すりを使うのもおすすめです。

壁に固定する手すりは住宅のリフォームや高額なレンタル用品が必要になりますが、持ち運びできる補助手すりなら金額も安上がりですね。

補助手すりもいろんなメーカーから販売されていますが、次のようなものが一般的です。

介護用手すり

・手すり:4本(クッション付き)
・高さ:83.5cm~91cm
・幅:約30cm
・カラー:2色(ブラウン・ホワイト)
・耐荷重:約150㎏
・重さ:1.5㎏

介護用手すり

・サイズ:幅約35cm×奥行約30cm×高さ約81cm
・素材:天然籐・天然木(マホガニー)
・耐荷重:約150㎏
・重さ:約1.9㎏

アイデア③立ち上がり補助クッションを使う

立ち上がりの時にヒザなどに負担がかかってツラいときは、立ち上がり補助クッションを使うのも1つの方法です。

立ち上がり補助クッションは少し価格が高いのですが、椅子から立ち上がる瞬間だけ介助が必要な人には、あると非常に便利なアイテムになります。

立ち上がり補助クッション

・重さ4.2㎏
・材質:クッション・ブラケット
・折り畳み:可能
・耐荷重:150㎏

アイデア④室内用の介護シューズを履く

立ち上がりが不安なときは、普通の家庭用スリッパだと少し不安ですね。しっかりかかとのある室内シューズなら足元も安定してスムーズに立ち上がれます。

やわらか素材で裏面に滑り止めがついている、軽くてソフトな肌触りなどをチェックして選ぶのがポイントです。

室内用の介護シューズ

・サイズ:20.5~27.5まで
・幅広3E
・カラー:7色
・外装素材:コットン

アイデア⑤滑り止めマットを敷く

さらに足が滑って転倒するのを防ぎ、しっかり踏ん張るためには、滑り止めマットを敷くのもおすすめです。

滑り止めマットは浴室に敷くタイプもありますが、室内に敷くならこのような商品もあります。

厚みのあるマットは足を引っ掛けて転んでしまう危険がありますので、あまり厚みのないシンプルなデザインの方が使い勝手は良くなります。

立ち上がりマット

・カラー:オレンジ
・サイズ:横幅約60cm×縦幅約45cm
・厚み:約3㎜

起き上がり&立ち上がりをスムーズに行い快適な毎日を♪

起き上がりや立ち上がりがスムーズになれば1日アクティブに充実した時間を過ごせます。

新しいアイテムを使うときは、慣れるまでは家族の見守りを徹底し、転倒リスクを十分考慮して安全に試してみてくださいね。